第17式 退步压肘

 

第17式退歩圧肘(Dui bu ya zhou:後ろに下がりながら肘で圧をかける)の動画です。

 


  大きく2つの動作に分かれます。

  一つ目は右肘で圧をかける動き、二つ目は左肘で圧をかける動きです。

<動作1>『圧右肘』(身体の正面は北東方向)
 

(1)第16式定式(最後のポーズ)から放松、右手で右回りの竪円を描き(逆纏から順   纏)左胯前に置く。
(2)左手で右回りの平円を描き(逆纏から順纏)右肘の下に掌を置く。胸をかがめる(俯胸)。

(3)右肘で左前腕に圧をかけるようにして、右手を東方向に出す。同時に左手は腹に向かって引き戻す。

<動作2>『圧左肘』
 

(1)両手で逆時計回りに『盤肘』(盤:水平に回す)。(左手が下、右手が上。掌はともに下向き)

(2)一回転するところで右手は北東、左手は南西へに分けて伸ばす。(右掌は上に向く。左掌は下向きのまま)
(3)左手首を放松し左肘を曲げる(左掌は左脇)。更に胸をかがめて左肘を前方に出す。
  右腕は左前腕をはさみこむように身体正面前方に差し出す(掌は内側を向く)。     同時に右足は左足内側へ引きつける。左足でしっかり立つ。

(4)右足を西南方向へ退歩する(足裏は地面に貼り付けたまま)
    同時に左肘で右上腕に圧をかけるようにしてから左手を前方に出す
    右手は股に向けて按する(护裆:股間を守る )。(最後のポーズの重心は前の左足にある。)

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『今日のメモ』毎日の練習は気づきの宝庫。太極拳の練習の成果が何に及ぶかは予測不可能。2012年9月〜のアーカイブは『練習メモアーカイブ』へ

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2012/3/20

日本養生学会第13回大会で研究発表をしました。

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