第20式 击地捶

動作は２つに分けられます。

動作１　平冲捶 (水平方向の拳打ち）
　＊両手でリュー。それから拳を握る。
　＊前方に移動してから震脚。右手は立拳。左手は平拳。

動作２　撃地捶（地面に向かっての拳打ち）
　＊最後の撃地捶の前に、右と左の摆拳（バイチュエン：振り回して打つ拳）が一回ずつあります。
　＊動作２に入った直後にまず左拳が前にでるのはその後の右の摆拳の準備（蓄気）、あるいは相手の拳を躱しているためです。
　＊動画では明らかでないですが、摆拳は腕を順纏させて（小指を締めるようにする）、人差し指の先から数えて2番目の関節で相手のこめかみを打ちます（親指で追った人差し指をとめておく）。